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その身体が、本当の身体

9月13日
読了時間: 2分

更新日:6 日前

作成者 片岡わかな


9月10日、後半戦に突入しました。

もっとここからザクザク進んでいくのかと思っていたのですが、顔合わせ時のクリエーションのような時間を過ごしました。作っては崩して、作っては戻して、崩したものもまた再生させるということを繰り返しています。せっかく作ったものを無くすというのは勇気がいる行為なように感じますが、容赦無く行う姿勢に、クリエーションとは作るだけではないことを教えてもらいました。


今日の稽古では「対話する、作る、繰り返してみる」が行われていました。与えられたテーマに自分はどうアプローチしているのか、何を考えているのかを話し、動きにしました。テーマを与えられると何も考えずに身体が先に動きます。ある意味では、それはとてもダンサーらしいことなのだと思いますが、「なぜその動きをしたのか」「そのとき何を考えていたのか」を言葉にしようとすると、途端に難しく感じました。頭の中では確かにわかっているつもりなのに、言葉にした瞬間少し違うものになってしまったり、思っていたことがほんの少し違うニュアンスで伝わってしまったり、誰かが話していることを聞いてもどうしてもピンとこないことがあったり。一人一人の身体が違うように、考えていることや感じていることが違うことを思い知らされました。



我々の対話の隣では全力で動くクリエーションが行われており、対話というより自分との討論のように見えました。思いっきり動いた後のみんなの身体からは蒸気が出ていて、暑く湿った空気をまとっていました。「それが本当の身体だよ」という言葉を小耳に挟みながら、ああ、確かに、と思えること、見てわかることを懐かしく思いました。ダンサーのその身体が好きだと思った記憶、その経験をした記憶を思い出し、奮い立たされました。


Photo by 飯田英仁(2026/8/31)





 
 
 

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